コラム:相手がイライラしていても、自分軸でいると起きる奇跡〜自分が整うと、周りも変わり始める理由〜

コラム

相手の態度に影響されて
イラッとしてしまったり

「なんで、そんな言い方するの?」
「なんで、そんな顔をするの?」

気づけば相手に
心を振り回されている。

そんな経験、ありませんか?

今日は
逆説人生法則アカデミーで
よくお伝えしている

自分軸で生きていると
愛いっぱいの結末にしかならない

それがよく分かる実話を
物語としてお届けします。




昼から夕暮れへと移ろう時間帯
冬の風が吹き抜ける東京
家路を急ぐ人で混み合う大通り…

ある立派なホテルの正面玄関に
一人の女性が立っていました。

風になびく長い髪を押さえながら
ベルボーイに案内され

少し恐縮した様子で
タクシーに乗り込みます。


「近いところで申し訳ないですが
 ○○までお願いできますか?」

実は
歩けば十数分ほどの距離…

けれどその日は
長時間、全神経を集中させて
人の話を聴き続けたあとで

体も心も
正直、限界だったのです。


行き先を聞いた運転手は
あからさまに嫌な顔をしました。

──あぁ、やっぱり。


車は、ゆっくりと
雑踏へ走り出す…


彼女は、この時
「運転手に対してどうしよう」
とは全く思っていませんでした。


相手が不機嫌でも
嫌な顔をしていても
それはそれで、その人の事情。

彼女は自然と いつも通りに
相手の態度には影響されず

===============
ありがたいなぁ、感謝だなぁ
…と
愛と感謝に包まれて座っていました
===============


誰かに優しくされなくても
分かってもらえなくても

「自分がどうあるか が大切」

彼女はいつも
その感覚を自分の内側で
静かに保っていました。


それが多くの人が求めている
自分軸というものでしょう。




車は目的地に着き
メーターには「530円」の表示…


『え???
 わー、こんなに近かったの?』

朝、道に迷って到着していたので
もう少し遠いと
どうやら勘違いしていたらしい。


彼女は
あぁ、尚更申し訳なかったなと
チラッと思ったのも束の間

自分を責めることもなく
これはこれで本当に感謝しかない と

そのまま
「近いところを
 ありがとうございました。

 今日はとても疲れていて…
 本当に助かりました。
 お釣りは、使ってください。」

と伝え、手に持っていた
千円札をそのまま渡しました。


その言葉は
「相手の機嫌を治そう」と思って
考えたものではありません。


自分の内側に
すでにある感謝が
そのまま、外に流れただけ・・・。


その瞬間!

それまで
不機嫌さを隠そうともしなかった
運転手の表情が、ふっと崩れました。

「……ありがとうございます。
子どもの……ミルク代にします……。」

その一言で
彼女の胸に広がったのは

「よかったー」という

あたたかな感覚。


可哀想だから、ではありません。
同情でも、上から目線でもない。


ただ
——この人も
 誰かを大切にして生きている。

そう、感じたからです。


彼女は、このとき
何かを“した”わけではありません。

説得もしていない。
教育もしていない。
態度を変えさせようともしていない。

ただ
=============
自分が、愛と感謝でいただけ
=============

その在り方が
空気を変え
相手を変え
場を変えていった・・・

それだけでした。

自分軸でいるって
「何かを頑張る」
ことではありません。

誰にも期待しない
冷たい強さでもありません。

==========
自分が愛と感謝に
満たされたところから
ものごとを見ること。

==========

そうすると
不思議なほど

相手は、勝手に
“その人本来のやさしさ”へ
戻っていきます。


《このコラムが伝えたかったこと》

人は、つい
相手の態度に反応して
心を揺らしてしまいます。

でも
相手が変わったら
楽になるのではありません。

自分が
影響されない位置に立ったとき

関係の重さが
自然に消えていく。


それは
親子関係でも
夫婦関係でも
職場でも
まったく同じです。


では、次の章では
この「自分軸」が
大人自身の人生を
どう解放していくのかを
見ていきます。


———
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